
北鎌倉にある「明月院」は、鎌倉屈指のあじさいの名所として大変有名です。
境内には約2,500株の美しいあじさいが咲き誇り、青色のあじさいは「明月院ブルー」とも呼ばれています。
梅雨の時期には、あじさい寺として有名な明月院にぜひ一度訪れてみましょう!
目次
- 明月院の歴史
- 明月院の境内
- 境内に咲く美しい明月院ブルー!
- 明月院へのアクセス
明月院の歴史
明月院は1160年に平治の乱で亡くなった首藤俊通を弔う為に、山内首藤経俊により「明月庵」が創建されたことが始まりと伝えられています。
その後1256年に五代執権・北条時頼がこの地に「最明寺」を建立し、最明寺を前身として「禅興寺」を創建しました。禅興寺は明治時代初期に廃寺となり、現在では支院であった明月院だけが残されています。
梅雨の時期には境内に約2,500株ものあじさいが咲くことから、別名「あじさい寺」とも呼ばれています。
明月院の境内
広大な境内には、数多くの見どころがあります。明月院の有名なスポットと言えば、やはり「山門」ではないでしょうか。
山門の階段沿いに咲くあじさいはとても美しく、この景色の写真に見覚えがある方も多いと思います。あじさいの時期には、多くの観光客が山門付近で写真撮影している姿を見かけます。
山門をくぐり境内の奥に進んで行くと、「方丈」と「庭園」が見えてきます。方丈では聖観世音菩薩をお祀りしているので、明月院に来たらぜひ方丈で参拝しましょう!
方丈の向かい側には「枯山水庭園」、そして方丈の奥には「後庭園」と呼ばれる庭園があります。
後庭園は通常は非公開ですが、6月のハナショウブと紅葉の時期には特別公開されます。後庭園は広くて美しい庭園なので、特別公開されている時期はぜひ足を運んでみることをおすすめします!
そして、明月院に入場して左側の道を進むと「北条時頼の墓所」があります。その他、境内には開基した上杉憲方の墓と伝えられている「明月院やぐら」などもあります。
境内に咲く美しい明月院ブルー!
境内には、6月上旬~下旬にかけて約2,500株ものヒメアジサイが見頃を迎えます。あじさいの色が青いことから、境内に咲くあじさいは「明月院ブルー」と呼ばれています。
境内一面に咲くあじさいの景色はとても美しく、この時期になると毎年大変多くの観光客が訪れます。この時期は境内の混雑が予想されるので、出来れば早朝などの時間帯に足を運ばれることをおすすめします!
あじさい寺で有名な明月院ですが、境内には1年を通して季節の花々が観賞出来ます。秋には綺麗な紅葉も観賞出来るので、紅葉の時期の参拝もおすすめです。
枯山水庭園では、5月下旬~6月上旬にかけてサツキも咲き誇ります。北鎌倉に観光される際はぜひ鎌倉の有名観光スポットである明月院に足を運んで頂き、素敵なひと時を過ごしましょう!
明月院へのアクセス
◆明月院の所在地
〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
◆電話番号
0467-24-3437
◆交通アクセス
【電車】JR横須賀線 北鎌倉駅東口より徒歩10分
◆ご本尊:聖観世音菩薩
鎌倉市観光協会公式サイト: https://trip-kamakura.com/
Lily /ライター

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