京都市東山区に鎮座する芬陀院(ふんだいん)は、雪舟ゆかりの寺院として知られています。

雪舟作の庭園があり、静かな時間が流れている場所です。雪舟は水墨画家として知られていますが、雪舟が作った庭園があると驚く方も多いのではないでしょうか。今回は、芬陀院の歴史や枯山水庭園、そして雪舟という人物について詳しく紹介していきます!

 

  • 芬陀院の歴史
  • 雪舟とはどんな人物?
  • 風情ある枯山水庭園
  • 周辺の観光スポット!
  • 芬陀院へのアクセス

 

芬陀院の歴史

 

東福寺の塔頭寺院の一つである芬陀院は、1321~1324年頃に当時の関白一篠内経公によって創建されたと伝わっています。過去に2回ほど焼失しましたが、現在の建造物は明治天皇の妃・昭憲皇太后によって改築されました。

 

 

芬陀院は水墨画家で有名な雪舟ゆかりの寺院であることから、「雪舟寺」とも呼ばれていますよ。

 

雪舟とはどんな人物?

 

 

雪舟は室町時代に活躍した水墨画家で、学校の教科書にも登場するほど有名な人物ですね。しかし、もともとは禅僧であったことをご存じでしょうか。雪舟は現在の岡山県に生まれ、現在でも岡山県にある宝福寺に預けられて育ちました。

雪舟は1467年に中国の明に渡り、禅の修行をしながら水墨画を学びました。その後帰国して日本の水墨画を完成させ、「秋冬山水図」など多くの作品を残しました。水墨画なので白黒の作品がほとんどですが、リアルに描かれていて現在でも数多くの人の心を惹きつけています。

 

風情ある枯山水庭園

 

さて、そんな雪舟が芬陀院の枯山水に作品を残しています。

「水墨画家なのに、枯山水庭園?」と思われるかもしれませんが、その当時関白一篠内経公が雪舟に亀を描くよう頼んだところ、数日後に庭園の砂や石を整えて大きな亀を描きました!

 

 

その後芬陀院は惜しくも焼失してしまいましたが、1939年に作庭家・重森三玲氏によって細かな部分まで復元され、雪舟の作品である「亀島」も見事に蘇りました。

芬陀院の枯山水は京都最古の枯山水庭園の一つとされ、南庭は「鶴亀の庭」とも呼ばれています。向かって右側に亀島、左側には折り鶴を表現した鶴島があります。

 

周辺の観光スポット!

 

芬陀院の周辺には、大本山の東福寺や伏見稲荷大社などの有名な社寺があります。

東福寺は秋の時期になると赤や黄色に紅葉した木々がとても美しく、京都屈指の紅葉スポットでも知られていますよ。芬陀院から目と鼻の先なので、ぜひ訪れてみましょう!

 

 

伏見稲荷大社は、赤い鳥居が連なった神社で有名ですね。

1300年以上の長い歴史があり、商売繁盛などのご利益があります。伏見稲荷大社には芬陀院から徒歩圏内なので、お時間があればぜひ一緒に参拝してみはいかがでしょうか。

 

 

芬陀院はこじんまりした寺院ですが、風情があり落ち着いた場所です。

京都でゆっくりと過ごしたいという方は、ぜひとも芬陀院へ足を運ばれることをおすすめします!

 

芬陀院へのアクセス

 

◆芬陀院の所在地
〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目803

◆電話番号
075-541-1761

◆交通アクセス
【電車】JR奈良線「東福寺駅」より徒歩約10分

◆ご本尊:阿弥陀如来

京都観光ガイドサイト:https://souda-kyoto.jp/guide/spot/tofukuji-fundain.html

Lily /ライター

はじめまして。
旅行や神社仏閣巡り、そして写真撮影が趣味です。
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