
世界遺産にも指定されている天龍寺。中でも有名なのは曹源池庭園。池泉廻遊式の庭園で、四季折々美しい顔を見せてくれる名園として、訪れた観光客を魅了しています。
目次
- みんなの口コミを集めると…?
- お参りに行った人達の声
- 天龍寺とはどんなところ?
- 曹源池庭園
- 方丈(ほうじょう)
- 多宝殿(たほうでん)
- 天龍寺へのアクセス
みんなの口コミを集めると…?
嵐山駅すぐそばにある天龍寺は、渡月橋や嵯峨野トロッコ列車などと並ぶ嵐山観光スポットの名所の一つです。
お参りに行った人達の声
天龍寺(てんりゅうじ)
暦応2年(1339)、足利尊氏によって後醍醐天皇の菩提を弔うために、夢窓国師(むそうそせき)を開山として創建されました。
創建以来、8回も火災に見舞われた為、現在の諸堂は明治になって再建されたものです。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
曹源池庭園
天龍寺の初代住職・夢窓国師によって作られたとされている亀山や嵐山を借景にした池泉廻遊式の名園です。
敷地内にある方丈や法堂、多宝殿といった他の建物は火災で焼失してしまった為、明治以降に再建されたものですが、この庭園は約700年前の作庭当時の面影をとどめているのだそうです。
曹源池の名前は、夢窓国師が庭を作っている最中、池の中から「曹源一滴」と書かれた石碑が現れたところから名付けられたそうです。
四季折々の美しさ見せてくれる庭園ですが、特に紅葉シーズンの人気は高く、例年多くの観光客で賑わいます。
方丈(ほうじょう)
大方丈と小方丈(書院)からなる建造物で、大方丈は明治32年(1899)、小方丈は大正13年(1924)の再建されたものです。
大方丈は天龍寺最大の建物で、ご本尊は重要文化財に指定されている「釈迦如来坐像」です。
この釈迦如来坐像は、天龍寺が受けた8回の火災に巻き込まれたにも関わらず、一度も罹災しなかった仏像で、天龍寺に祀られる仏像の中で最も古い像とされています。
また、この大方丈の縁側からは曹源池庭園がよく見える為、くつろぎながらゆっくりと美しい庭を眺めることもできます。紅葉シーズンも風情がありますが、青紅葉や四季折々の花々も美しく心休まる光景を堪能できますよ。
多宝殿(たほうでん)
中世の貴族邸宅を思わせる造りをした祠堂で、後醍醐天皇の尊像を祀っています。
この場所は元々、亀山上皇が離宮を造営した際に、後醍醐天皇が学問所とした地と言い伝えられています。現在の建物は昭和9年(1934)に関精拙老師が完成させたものです。
天龍寺へのアクセス
◆所在地
〒616-8385
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
◆電話番号
TEL:075-881-1235 FAX:075-864-2424
(受付時間 8:30~17:30)
≪電車≫
- 京福電鉄嵐山線 嵐山駅下車前
- JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅下車徒歩13分
- 阪急電車 嵐山駅下車徒歩15分
≪バス≫
- 市バス 11、28、93番で
「嵐山天龍寺前」下車前 - 京都バス 61、72、83番で
「京福嵐山駅前」下車前
◆正式名称:臨済宗天龍寺派宗務本院
◆参拝時間:8:30~17:30 (北門は9:00開門・17:00閉門)
※10/21~3/20は8:30~17:00 (北門は9:00開門・16:30分閉門)
◆拝観料
- 庭園(曹源池・百花苑)
高校生以上 500円
小・中学生 300円
未就学児 無料
※受付時に障害者手帳を提示された方は、本人および介護者1名まで100円引き - 諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
庭園参拝料に300円追加
※行事等により諸堂参拝休止日あり、詳細は公式HPをチェック - 法堂「雲龍図」特別公開
1人500円 (上記通常参拝料とは別)
※土日祝日のみ[春秋は毎日公開期間あり]
9:00~17:00(10/21~3/20は16:00 閉門)
◆ご本尊/宗旨・宗派:釈迦如来/臨済宗天龍寺派
◆主な祭事:潅仏会(花まつり)、嵐山灯篭流し・川施餓鬼(合同)
公式サイト:http://www.tenryuji.com/

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