神社やお寺でよく販売されているお守り。参拝したついでに購入していく人も多いですよね。

お守りは、別名・守札といって、神様・仏様の力が宿った縁起物の一つです。その種類や形は様々。基本的には「よいことがありますように」と開運祈願や所願成就の願いを込めたり、もしくは「悪いことがおきないように守ってくれますように」と魔除け・厄除けの願いを込めて持ち歩くものです。

今回は、意外と知らないお守りのマメ知識を解説してみたいと思います。

1. 神社とお寺のお守りの違い

神社のお守りとお寺のお守り…見た目からはほとんど違いがないように思われますが、お守りに込められた意味や宗教観に大きな違いがあるのです。

神社のお守りは、神道の儀式によって神様の御霊が宿してある「神様の力が込められているもの」で、中に入っているのは、ご神体や神の名前や祝詞などを記してある神札・神符、ご神体に所縁のあるものや使いをかたどったものなど。

お寺のお守りは、読経や焼香などの儀式を施した「祈りがかたちになったもの」で、中にはその寺の本尊や開祖の御影を象ったものや、経文の記された紙片などが入っています。

このようなお守りの中身のことを内符と言います。

 

2.お守りの正しい持ち方とNGな持ち方

基本的には、毎日使う鞄や財布などに付けて、常に持ち歩くようにするのが良いとされています。

持ち歩かず家で保管したい場合は、目に付く場所かつ、なるべく高い場所へ置きましょう。神棚などに置いておくにがベストですね。

お守りを持つ上でNGなのは、お守りをぞんざいに扱うこと!お守りは神様仏様の分身のようなものなのですから、丁寧に扱うよう心掛けましょう。神棚などに置く場合は、こまめに掃除するよう気を付けましょう。埃まみれになってはご利益も逃げてしまいますよ。

ちなみに、複数のお守りをいっしょに持っていると「神様が喧嘩をする」とかよく言われていますよね。

しかし、実際のところ全くそういったことはないそうなので、お守りはいくつ持っていても大丈夫ですよ。

3. お守りを開けちゃいけない理由って?

お守りの中身は開けてはいけないとよく言われていますよね。「お守りの中身をみるとバチがあたる」と聞いたこととがある方も多いでしょう。中には気になってつい開けてしまったという方もいるのでは。

そもそもなぜ開けてはいけないと言われているのでしょうか?

先ほども述べたように、お守りには神様の御霊や仏様の祈りが込められています。開けてはいけない理由としては諸説ありますが、開けてしまうとお守りの効力がなくなる・お守りに宿っている神様仏様の力が弱まってしまうとされています。

必ずしもバチがあたるというわけではないようですが、不用意に開けない方がよいでしょう。

 

4. お守りの処分の仕方

一般的にお守りの効力は1年間とされています。1年間を目安に新しいものに変えるのが望ましいです。

古いお守りは神社・お寺に返納しましょう。

合格祈願や安産祈願などの所願成就のお守りは、受験や出産が終わった時点でその役目を終えますよね。そういったお守りは、頂いてから1年以内だったとしても、きちんとお礼参りをして返納します。

もし祈願が達成されなかったとしても返納した方がいいでしょう。お守りは普段から身につけておくものなので、どうしても汚れていってしまうもの。汚れたままのお守りをもち続けるのと運気が下がってしまうので、返納しましょう。

 

お守りを返納する場所は、基本的にはお守りを頂いた神社・お寺です。返しに行くのが面倒だからといって、くれぐれも家庭ごみと一緒に捨てることのないように!感謝の気持ちを込めて、お返ししましょう。

 

年末年始になると境内に「古神札納め所」が設置されるので、その中に役目を終えたお守りやお札を納めてください。納められたお守り達はまとめてお焚き上げされます。

年末年始でない時期に返納する場合は、寺社の方にお話しして預かってもらいましょう。境内の適当なところに放置してくるのはNGです。

 

もしも、お守りを頂いた寺社にいけない場合…例えば旅行先で頂いたものや、知り合いからお土産でもらったものなど、直接お返しに行くのが難しい場合は、郵送するとよいでしょう。しかし、中には郵送での受付をしていないところもあるので、郵送する前にしっかり問い合わせして確認することを忘れずに!

 

直接返しに行けない、郵送もダメ…という場合は、他の寺社に頼んで処分してもらいましょう。大体の寺社は、違う寺社のお守りであっても引き受けてくれます。

注意点としては、神社のお守りは神社にお寺のお守りはお寺に返納すること。神社とお寺は一見同じようにも見えますが、まったくの別物なので、一緒くたにしないように。また、お寺には宗派がありますので、他の宗派の寺のお守りの処分をお願いすることがないように気を付けましょう。

◆神社とお寺にはどんな違いがあるの?◆
寺社仏閣マメ知識①神社とお寺の違いとは?

5. お守りを持つ上で大切なこと

お守りはとりあえず持っているだけでご利益があるというものではありません。神様から仏様への感謝の気持ちを忘れずにいることが何よりも大切ですよ。

そのことをふまえてお守りは大切に身につけるようにしましょう。

 

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