神社やお寺を参拝した際に頂くことができる御朱印

近年、パワースポット巡りで神社お寺に参拝して、御朱印を集める人たちが増えてきました。その為か、最近ではおしゃれで可愛らしい御朱印帳もよく見かけるようになりましたね。

東京・豊川稲荷東京別院の御朱印帳

東京・日枝神社の御朱印帳

 

また、今年のゴールデンウィークには、元号が平成から令和と変わった影響により、東京・明治神宮では、記念の御朱印を求めて、なんと最長10時間の行列ができたそうです!メディアにも取り上げられ、大きな話題になりました。

でも、そもそも御朱印って何?どうやって集めるものなの?という方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな御朱印について御朱印の集め方を解説したいと思います!興味があるけどよく分からなくて始められない…という方は是非参考にしてみてくださいね。

1. 御朱印とは?

御朱印とは神社・お寺を参拝した際にその証として授けられる印のことで、その寺社の名前やご本尊の名前、参拝した日付が記載されています。

御朱印はもともと、写経(お経を書き写したもの)を奉納した証として授けられる証書のことを指していましたが、近年では写経を納めなくても、参拝した証として授ける寺社が増えてきました。

社務所や授与所などで、御朱印帳を渡すと、そのページに御朱印をいただくことができます。

豊川稲荷東京別院の御朱印
◆豊川稲荷東京別院について詳しくはこちら◆
金運アップのご利益・融通稲荷と『豊川稲荷東京別院』

左:高野山・大師教会/右:高野山霊宝館・紫雲殿の御朱印

左:比叡山・根本中堂/右:京都嵐山・天龍寺の御朱印

◆天龍寺について詳しくはこちら◆
嵐山のパワースポット!曹源池庭園と『天龍寺』

御朱印はお守りやお札と同様、ご神体・ご本尊の分身なので粗末に扱わないよう気を付けましょう。また、各寺社とご縁を結んだ証でもあり、積み重ねてきた修行の証ともいえます。大切に保管しておきましょう。

2. 御朱印の見方

こちらは高野山・金剛峯寺日枝神社の御朱印です。

日枝神社の方は読めますが、金剛峯寺の方は「なんて書いてあるのか分からない…」と感じる御朱印初心者は多いのではないでしょうか。

御朱印には草書体が使われていることが多い為、パッと見では何て書いてあるのか読むのは難しいでしょう。でも、「大体こんなことが書いてある」のかを知っておくことで、御朱印を集める楽しさが増しますよ。

次に御朱印の見方を簡単にご説明しますね。

神社の場合

奉拝とは「つつしんで参拝させていただきました」という意味があります。

中央には神社の名前か、ご祭神の名前が墨書きされます。

❺のその他の部分には、神紋(しんもん)や、社紋が押されます。神紋というのは、その神社に古くから伝わる紋のことで、社紋はその神社に所縁のあるもの、例えば境内に咲く花やご祭神にまつわるものを表した判です。

日枝神社に書かれている「皇城之鎮」は、皇居(江戸城)を鎮守していた神社を意味します。社紋は葵の紋です。

お寺の場合

奉拝の意味は神社と同じです。

❷にはお寺の俗称か、札所霊場であることを示す判が押されています。札所というは、巡礼者が参拝したしるしにお札を納めるお寺(四国八十八所・西国三十三所などのお寺のこと)をいいます。

中央には観音様の名前やご本尊の名前が墨書きされます。お寺によっては、お堂の名前やお経・御詠歌も一節が書かれることもあります。

梵字・御朱印はそのお寺のご本尊(信仰している仏様)を表し、三宝印ともいいます。梵字というのはインドの仏教で使用されていた文字のことです。

 

…以上のことをふまえて、もう一度金剛峯寺の御朱印をみてみると…なんとなく読める気がしてきませんか?

ちなみに中央には「遍照金剛」と書かれています。

 

御朱印は、神社やお寺によってデザインが異なります。近年では、イラスト付きのものやカラフルなものなど個性豊かな御朱印や、期間限定の珍しい御朱印などもあるんです。

後から集めた御朱印を見比べてみるのも御朱印集めの楽しみ方の一つといえますね。

後で見返すことで良い思い出にもなります。

3. 御朱印のいただき方

御朱印をいただく前にまず、お参りをしましょう。御朱印は「お参りした証」なのですから、神様・仏様にご挨拶をするのが先です。お参りもせず、御朱印だけ頂くのは、神様・仏様へ失礼にあたります。

◆お参りの仕方についてはこちらの記事をチェック◆
知っておきたい参拝マナー(神社編)
知っておきたい参拝マナー(お寺編)

 

お参りした後で、授与所(お守りや絵馬を販売している場所)、もしくは社務所(寺社を管理している事務所)にて御朱印をいただくことができます。

御朱印帳を用意する。
最近は仏壇仏具専門店だけでなく文房具屋やネットショップなどでも見かけますが、寺社によっては授与所でオリジナルの御朱印帳を販売しているところもあります。お好きな御朱印帳を用意しておきましょう。

御朱印をいただきたいページを開いておく。

授与所・社務所にいる方に声をかけ、御朱印帳とお金をお渡しする。
※神社の場合は初穂料、お寺の場合は納経料といい、大体300~500円程度。御朱印は、お金を払って買うものではなく、お参りをしてご神体・ご本尊と結んだご縁を納める為のものなので、代金とは言いません。できるだけおつりが無いようお金を納めましょう。

静かに待つ。
書いていただいている間は、急かしたり、大声で騒いだりせず静かに待ちましょう。

お礼を言って御朱印帳を受け取る。

 

また、場所によっては既に御朱印が書かれた和紙をいただける「書き置き」タイプの所もあります。御朱印帳を忘れてしまったという時も、代わりに書き置きをいただいて、後から御朱印帳に貼り付けることができます。

御朱印帳を忘れてしまったからと、適当なノートに書いてもらおうとするのはNGですよ!

4. 御朱印をいただくにあたって…

近年の御朱印ブームにより、マナーの悪い参拝者が増え、寺社関係者は頭を悩ませているそうです。

御朱印を集めることだけがメインになってしまい、スタンプラリー感覚で寺社を巡る人もいれば、「お客様感覚」で神主さん・お坊さんに無茶な注文をするような人もいたり…。

中には御朱印をネットオークションで転売するという、なんとも罰当たりな人まで出てきてしまった為に、御朱印の配布を取りやめてしまった寺社もあるそうです。

 

御朱印をいただくことの意味をよく考えて、マナーを守って「御朱印集め」を楽しみましょう!

 

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