普段、あまり神社やお寺を参拝する機会がない人でも、初詣や合格祈願、旅先などで、寺社を訪れた際に参拝することはありますよね。

でも参拝の作法がよく分からないまま、適当にやり過ごしてしまってる…なんてことはありませんか?

今回は基本的な参拝マナーについてご紹介いたします!

1服装

まず参拝に訪れる前に気を付けたいのは服装。

この服装でなければならないという明確なルールはありませんが、神様にお参りに行くのですから、神様に失礼のない服装を心掛けましょう。

だらしない服装や露出の多い服装、派手すぎる服装は避けるべきですね。また、神様は穢れや不浄なものを嫌うので、死を連想させるものは身につけないこと。毛皮のコートなどは控えましょう。Tシャツやジーンズ、ジャージ、短パン・ミニスカート、作業着などもできるだけ避けた方が無難ですね。

清潔感のある服装が好ましいとされています。また、靴はヒールが高いものやサンダルは避け、歩きやすいものにしましょう。

 

【昇殿参拝(特別参拝)の場合】

昇殿参拝というのは、祈願者が拝殿や本殿にあがり、神職の神事を受けながら、正式に参拝する方法のことです。通常の参拝より神様の近くへ行ってお参りすることになるので、きちんとした正装で参拝する必要があります。礼服(フォーマルウェア・フォーマルスーツ)を着ていくのが好ましいです

神社によってはあまりにも神様に失礼だとみなされる服装だと、境内に入ることを断られてしまう場合もありますので注意しましょう。

2鳥居のくぐり方・参道の歩き方

鳥居には、人間が暮らす社会と神域を区切る境界線のような意味があるとされています。

神域に入るということは、神様の住む家を訪問するようなものです。服装を整え、軽く会釈をしてから鳥居をくぐりましょう。

鳥居をくぐった先にある参道は中央を避けて歩きます

参道の中央は神様の通り道・正中(せいちゅう)なので、神様への敬意を払い、中央ではなく端を歩くようにしましょう。

3手水の手順

鳥居をくぐると参道のわきに手水舎(ちょうずしゃ、てみずしゃ)があります。

手水舎とは、参拝者が心身を清める為、手を洗い、口をすすぐ場所です。このことを「手水をとる」といいます。

  1. 右手で柄杓を持って水を汲み、左手にかけて左手を清める。
    神道では左が神聖なものとされているので、左手から清めましょう。
  2. 柄杓を左手に持ち替え、同じように右手を清める。
  3. 再び柄杓を右手に持ち替え、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。
    直接柄杓に口をつけてすすぐのは厳禁です!
  4. 口をすすいだら、再び左手を洗い流し清める。
  5. 水の入った柄杓を両手で立て、柄杓の柄に水を流す。
    使用した柄杓もきちんと清めましょう。
  6. 柄杓置き場に、柄杓を伏せて戻す。

基本的には、①で最初に汲んだ水でこれら一連の動作を済ませるようにしましょう。

 

4二礼二拍手一礼

心身を清めたらご神前へ進みます。
賽銭箱の前に立ったら会釈をしましょう。

賽銭箱にお賽銭を入れてから、鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)の作法で拝礼します。

  1. 二礼…深いお辞儀(礼)を2回繰り返す。
  2. 二拍手…次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前にずらして、拍手を二回打つ。その後に両手をきちんと合わせ、心を込めて祈る。
  3. 一礼… 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀する。

※基本的な参拝作法は、二礼二拍手一礼ですが、神社によっては特殊な拝礼方法を行う場合もあります。

また、お寺では二礼二拍手一礼はNGなので注意しましょう!お寺の参拝マナーについて詳しくは、知っておきたい参拝マナー(お寺編)で解説しています。

5参拝が終わったら…

帰る際も、来た時と同じように参道の中央は避けて歩き、社殿の方に向き直って一礼してから鳥居を出ましょう。

 

参拝マナーはもちろん大事ですが、神社を参拝するうえで一番大事なのは「神様に対する敬意」です!

お参りに行く際は「神様に会いに行くんだ」という気持ちを忘れずに。

 

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