皆さんは、普段どんな時に、神社に足を運んでいますか?

身近な神社への参拝が日常の一部になっているという方もいれば、大きな願いを前にしたときに意を決して出かける、という方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、神社へのお詣りをきっかけに自分の心身を整えることで、神様との繋がりを人生に活かす方法について、ご提案したいと思います。

 

——神社を愛するあまり巫女になり、神道の魅力を皆様にもお伝えしている巫女ライターが、神社参拝を通じて心を研ぎ澄ませ、人生を豊かにするヒントをお伝えします。

 

目次

  • 「心地よさ」でわかる神社との相性
  • 「ありのまま」を受け入れる前向きな心
  • 「神様への感謝」が幸せを見つける鍵
  • 神社参拝で「心を磨く」日常を

 

「心地よさ」でわかる神社との相性

 

 

コンビニよりも数が多いと言われている神社は、人が一生をかけても、そのすべてを回りきることはできないでしょう。
それでも、あなたがいくつかの神社に足を運んでみていただくと、きっと心に感じることがあるはずです。
――それは、神社ごとに感じる「空気」や「雰囲気」の違いです。

 

どこかのんびりとした、穏やかな空気が流れる神社。
小さくとも、整然と整った雰囲気の神社。
足を踏み入れると、思わず背筋が伸びるような緊張感の漂う神社。
いつでも多くの人が参拝していて、賑やかな様子の神社。
自然と一体化していて、厳かで神秘的な雰囲気の神社。

 

ひとことで「神社」と言っても、さまざまな「空気」や「雰囲気」を体感して比較すれば、あなたもその一つひとつにきっと異なる感想を抱くのではないでしょうか。
そしてもちろん、どのような神社に「心地よさ」を感じるかは人それぞれに違います。

 

 

人里離れた神社で、時間を忘れて過ごすのが好きという方もいれば、賑やかな神社で楽しく境内を回ることに幸せを感じる方もいるはず。
どちらの神社で「心地よさ」を感じるかは、ある意味でどちらの神社と「ご縁」が深いか――、であると言えるでしょう。それらは、あなたにとっての神社との「相性」です。

 

私が皆様に大切にしていただきたいのは、人から言われた感想や評価ではなく、「自分の心が感じる心地よさ」の方。
この神社にいると、気持ちがリセットされるな、とか。ここに来ると、いつも前向きな気分になれる気がする、とか。ここでボーっとするだけでも、心がホッとする、とか……。
しっかりと自らの内側から生まれる心の声や直感に、耳を澄ませていただきたいということなのです。

 

その感覚に正直になって、「心地よい神社」には足繫く通い、想いを馳せる時間を増やすなどして、どんどん深いご縁を結んでみてください。
その存在が、あなたの人生をより豊かに、気づきや実りの多いものにしてくださることでしょう。

 

「ありのまま」を受け入れる前向きな心

 

 

神社参拝では、きっと多くの方が「願いごと」を意識して訪れることが多いのではないでしょうか。
――ということは、神様からのお導きや応援をいただいて、現状を変えたいと願い祈っているはずです。

人間はどうしても、これから歩む人生を「自分の思い描く通りになってほしい」と思うものですよね。
できるだけ順風満帆に物事が進み、悪いことは何事も起きないでほしい。でも、なにか困難や障害が現れると、それができるだけ早く解消されることを願って、神社でお祈りするのかもしれません。

 

 

でも、そんな時こそ神社参拝の時間には、はやる気持ちを少しだけ落ち着けてみていただきたいのです。

そして、まずは今の自分を見つめて、一度その姿も想いも現状も――ありのままを認めて受け入れてみること。
一度冷静に自身を受け入れてみると、心の曇りや迷いが晴れてゆき、そこから人生において「本当の意味での変化」が始まってゆくことが多いもの。

 

冷静な心で、「ああ、今の自分はこんな気持ちになっているんだな」とか「今、この状況に置かれているということにも、きっと何か意味があるに違いない」といった現状の観察ができることは、大きな一歩になるはずです。
神社参拝のひとときを、その前向きな心への切り替えに活かしてみてはいかがでしょうか。

 

「神様への感謝」が幸せを見つける鍵

 

 

人は、どんな瞬間に幸せを感じることができると思いますか?
ポイントは、日頃から自分がいかに「ツイている」「恵まれている」などと思えるかどうか、にある気がします。

どんなに些細なことであっても良いことがあれば素直に喜び、反対に悪いことがあったとしても、「この程度で済んでよかった」「この出来事でまた成長できた」と捉えることができていれば、大半の時間を幸せな気持ちで満たされて過ごすことができるはず。

 

では、どうすればそのように前向きな心で生きられるようになるでしょうか。
それは自分の心の中で、その「幸せに気づく力」を鍛え育てていくのが、一番の近道かもしれません。

そして、その癖づけや訓練に最適な習慣のひとつが、神社参拝であるというわけです。

 

 

神社でのお詣りでは、お賽銭を入れたらいきなり神様に向かってお願いごとをするのではなく、まず最初に自分がどこの誰なのかを伝えてから、神様に日頃の見守りやお導きに対する感謝を届けることが礼儀とされています。

たとえ初めて訪れる神社であっても、「今日、こうして参拝に来ることができてありがとうございます」「気持ちの良いお詣りができ、感謝申しあげます」など、神様に伝えておきたい御礼はたくさん見つけられるはずです。

 

この習慣を自然に実践できていると、自分の中で「感謝」や「幸福」を見つけることへのハードルがどんどん下がっていくことでしょう。
このプロセスも、神社という場所で神様という存在を通じて、私たちが心を磨くひとつの方法になるかもしれませんね。

 

神社参拝で「心を磨く」日常を

 

 

人間にとっては、生きる中で「心を磨く」ことも、ひとつの重要な魂の成長です。
そして、それは自分の身に起こる出来事を通じた学びから得られることもあれば、「心地よい神社」で過ごすことによって直感や感性が育まれる……という方法から得られることもあるでしょう。

祈りの中で自分の「ありのまま」を見つめること。そして、「神様への感謝」を繰り返すことで、幸福に気がつける心を育むこと。

 

神様との繋がりが、私たちにもたらしてくれる恩恵は、こんなにもたくさんあるのです。
ぜひ、あなたの大好きな神社で、心を磨く素敵な日々をお過ごしくださいね。

 

平日はフリーライター、休日に巫女としてご奉仕。
神社・神道・生き方・心理学・自己分析・心について記事を執筆。
すべての人が前向きに、自分らしく生きるために大切なことを伝えている。
巫女ライターとしては、「書くこと」を通じて神様へのご奉仕を形にすべく、神道・神社・神様の心の本質を伝えることを使命とする。

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