神社の世界に魅了されるようになってからというもの、たまたまつけてみたテレビ番組でも、電車のホームで見かける広告でも、フラッと立ち寄った書店の中でも、心のセンサーが神社に関する情報を勝手にキャッチするようになっていきました。

ひとつの分野を好きになり、愛情を感じるようになってくると、それに関する情報は自然と近くにやってきてくれるような気もします。
そんな中でも、特に「特定の神社や神様と深いご縁を感じた経験」というのが、私にも度々ありました。

——神社を愛するあまり巫女になり、神道の魅力を皆様にもお伝えしている巫女ライターが、神様とのご縁をしっかりと感じ、心と心の結びつきを大切にする生き方についてお話したいと思います。

目次

  • 「神縁を結ぶ」ということ
  • 神社には「呼ばれる」ことがある
  • 自分の心の状態に応じた参拝をしよう
  • 心に残った神社の神様とは相思相愛!?
  • 神縁は永く繋いでこそ意味がある

 

「神縁を結ぶ」ということ

 

 

誰の人生にも「馴染みの神社」と言えるような、お世話になっている神社がいくつか存在しているのではないでしょうか?

たとえば、生まれた土地にあって初宮詣を行った神社、お住まいの土地を守ってくださっている氏神神社、毎年家族や友人と初詣に出かけている神社、仕事場の近くにあるので度々立ち寄る神社、空間が大好きで思い立つと足を運んでいる神社などなど……。

こうやって思いつくままに挙げてみても、その出会い方や関わり方は人によってさまざまあることでしょう。
そして私は最近、ご縁をいただいた神社に足を運ぶことを「ご神縁を結ぶ」などと表現しています。
まさしく神社に足を運び、ご挨拶をして自分の存在を知っていただき、まずはご縁を結ばせていただくことが、神様との繋がりの一歩目だと思うからです。

 

神社には「呼ばれる」ことがある

 

 

私も過去に、さまざまなご縁をいただいて多くの神社に足を運んできましたが、その中でも何度か「呼ばれるような感覚」というのを実感したことがあります。
これは決して「特別な人」でなくても、日頃から注意深く過ごしてみるだけで、そういった「サイン」のようなものをキャッチできることがあるはず。

たとえば、話をしていた友人から初めて知る神社の存在を聞かされて、そこから数日の間にテレビでも、その神社の名前を再び目にすることに……。
しかし、そちらはかなり遠方にある神社だったので「いつか必ず行ってみたいな」と考えていたところ、その直後に思いがけず出張で近くを通りかかる機会に恵まれ、ほどなくして実際に参拝をすることができてしまった、といったことがありました!

また、初めて御朱印をいただいてみたいと言う友人と一緒にある神社に向かったところ、その神社でとっても素敵なオリジナルの御朱印帳がまさに今日から頒布され始めたと聞いて驚き、しかもその友人が御朱印帳を受けた最初のひとりだった……という思いがけない出会いを経験したことも。

神社で遭遇した出来事やタイミングが、どうにも神懸っているように思えて「これはちょっと不思議だぞ……!」というときは、もしかするとあなたも、その神社の神様に手招きしていただいたということなのかもしれません。

そんなご縁に恵まれたときは、ぜひご参拝の折に、丁重な感謝をお伝えしてみてくださいね。そこから、永くて深い「神縁」が結ばれることになるかもしれませんよ!

 

自分の心の状態に応じた参拝をしよう

 

 

好きな神社や気になる神社が増えてゆくと、どのタイミングにどの神社に足を運ぼうかと悩むこともあるかもしれません。
でも、そんな時こそ自分の心と相談して、「今の自分がどんな状況の中、どんな気持ちでいるのか」「その時に足を運んで、より前向きになれそうな神社はどちらか」——そんな視点で、決めてみてはいかがでしょうか。

元気が出ないときや悩んでいるときには、やさしく静かに包み込んでくれるような神社へ。
積極的にチャレンジしてみたいことがあり、その背中を押していただきたいときは力と勇気が湧いてくるような神社へ。
自分の心に応じて、いくつか「馴染みの神社」を見つけておくことをおすすめします。

長い人生を歩む中では、誰にもさまざまなことがあるでしょう。
順調なときも、苦しいときも、その時の心によって「包まれたい神社の空気」というものが、あなたの人生にもあるはずです。
ぜひ、そんな「心の支え」となる場所を、あなたもじっくりと探してみてください。

 

心に残った神社の神様とは相思相愛!?

 

 

あなたとご縁の深い神社を知る方法は、案外簡単なものです。
参拝をしたときに感じる「心地よさ」、参拝をした後に深く「心に残った」感覚――そういった直感的なものを、大切にしてみてください。
きっと、その神社や神様とあなたは、相思相愛だということかもしれませんよ!

近年、御朱印を集めて神社を巡る方は増えておりますが、そもそも御朱印とは「神様とのご縁の始まり」の証のようなもの。
集めてコンプリートできたら終わりのスタンプラリーと違うのは、それが「神様とのご縁の証」であるという意味が、御朱印の中にきちんと込められているからですね。
大切なのは、そこから永い時をかけて、その「神縁」を大事に育ててゆくことです。

 

神縁は永く繋いでこそ意味がある

 

 

神様と神社を愛する皆様にお伝えしたいことは、一度結んだ「神縁」を蔑ろにすることなく、できればその後も折々で参拝を行ったり、それができない場合でも御朱印や御守りを通じて想いを馳せたりしていただきたいということ……。

むしろ御朱印や御守りというものは、簡単に忘れたり不安になったりしやすい私たち人間のために用意された、「神様との繋がりを実感できる形あるもの」なのではないでしょうか。

神様の方に心を向けることができた瞬間、私たちは確かに、神様と心で繋がることができています。
「目に見えない存在」であるということは、ただ単に「掴みづらい、捉えどころがない」と思われる方も多いかもしれません。
でも、物理的な距離や時間による隔たりの概念がない世界だからこそ、「いつでもどこにいても、心ひとつで繋がることができる」——神様とはそういう存在なのでしょう。

ぜひ、自分の生涯を通じて、さまざまな神社の神様と結んだ「神縁」を大切にしてみてください。
神様の存在を忘れることなく、その方たちに恥じない生き方ができれば、きっとたくさんの神様たちがそんなあなたを温かく見守り、応援してくださるはずですよ!

 

平日はフリーライター、休日に巫女としてご奉仕。
神社・神道・生き方・心理学・自己分析・心について記事を執筆。
すべての人が前向きに、自分らしく生きるために大切なことを伝えている。
巫女ライターとしては、「書くこと」を通じて神様へのご奉仕を形にすべく、神道・神社・神様の心の本質を伝えることを使命とする。

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