新しい年が、すぐそこまで近づいています。
皆様は、お正月の過ごし方について、もう決めていらっしゃいますか?
きっと多くの方が、どちらかの神社様へ初詣に出かけることでしょう。

でも、ただなんとなくお詣りをして、すぐに家に帰ってきてしまうのではもったいない……!
今年は、これまでよりももっと「年始め」にふさわしい、素敵な初詣にしてみませんか?

——神社を愛するあまり巫女になり、神道の魅力を皆様にもお伝えしている巫女ライターが、新年のお詣りでぜひやっていただきたいことを、5つほどご紹介していきたいと思います。

① まずは氏神様にご挨拶をする 

初詣は、全国各地にある有名な神社を訪れる、という方も多いのではないでしょうか。
もちろん、名のある立派な神社に足を運ぶのも素敵なことなのですが、まず一番大事にしていただきたいのは「氏神様(うじがみさま)」のいらっしゃる氏神神社です。

氏神様というのは、あなたの暮らしている地域を、守ってくださっている神社の神様を言います。つまり自宅の近くにあって、いつでもあなたの暮らしを見守り、寄り添ってくださっている神様のことなのです。

私たちは生きる中でさまざまな「ご縁」を神様からいただいていますが、土地とのご縁も神様のお導きによって結んでいただけるもののひとつ。その地に住まわせていただいていることに対して、感謝を忘れてはなりません。

ですから、年が明けたらまずは一番に、もっともご縁の深い「氏神様」のもとへご挨拶に伺うようにしましょう。
「本年もこの地でお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします」という想いを込めて、あなたの暮らしの中で、よいお導きをお願いするとよいと思います。

② 摂社・末社にもお詣りをする 

初詣では特に、多くの方が御本殿に行列を作ります。
手水を済ませたらまずは御本殿にお詣りをしますが、その後はぜひ、その神社にある摂社・末社もゆっくり回れると素敵です。

神社にはよく、もっとも大きな「御本殿」以外にも、さまざまな場所に小さなお社がある場合が多いです。
御本殿には「主祭神(しゅさいじん)」という、その神社でお祀りされている主要な神様がいらっしゃるのですが、摂社・末社とはその神社や神様にゆかりのある、その他の神様をお祀りしているお社のことなのです。

神社の各所におられる神様にも参拝をすれば、それだけ多くの神様にご挨拶をしたことになります。
私もかつて、より深く神社に興味を抱くきっかけになったのが、このような摂社・末社にもお詣りをするようになったことでした。

ぜひ「このお社には、どんな神様がいらっしゃるのだろう?」と、ご自身で調べたり、神社の方に訊ねたりしながら、境内を歩いてみてくださいね。
きっと、その神社があなたにとって、より身近に感じられるようになることでしょう!

③ 新しい御札を受ける

御札や御守りは、どの神社様でも約一年間で古いものをお納めし、また新しいもの受けていただくことをおすすめしています。
それは、御札や御守りを神社へお返しするたびに、神様のご加護をいただいたことに対して、きちんと感謝をお伝えする礼儀にも繋がっているからです。

現在、ご自宅に神棚がある方もない方もいらっしゃると思いますが、いずれにしても御札をご自宅でお祀りすることは、日々の中で神様の存在を感じながら、あらゆる物事に感謝を忘れず暮らすためのよいきっかけになります。

御札を交換していただく時期も、お正月などの節目にすると気持ちも改まりますし、年に一度の入れ替えを忘れるようなことが起きにくいのでおすすめです。
ご自宅でお祀りをされていない方であっても、この節目のタイミングで、小さくても神棚をお迎えしてみてはいかがでしょうか?

※神棚については、こちらの記事をお読みいただくと、詳しくご説明しています。

④ 今年のテーマに沿った御守りを受ける

初詣で、御守りを受けて帰られる方は大変多いのですが、よくお見かけするのが「どの御守りにするか迷ってしまう」という方。
「いつもこの御守りを持ってます」と、心に決めておられる方はもちろんよいのですが、迷われている方の場合はこんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

 今年、がんばりたいことや達成したいことは何か?
 今、気になっていることや心配なことは何か?

もし、今年が厄年で心配だという方は、「厄除け」の御守りを選ばれるとよろしいかもしれません。
もし、今年は受験で勉強をがんばりたいという方なら、「合格祈願」の御守りや「学業守」などがピッタリですね。
お仕事や人とのご縁、恋愛のご縁が結ばれてほしいという方の場合は、「縁結び」の御守りをおすすめします。
特にこれといったお願い事はないけれど、いつでも神様と一緒にいたいなら「肌守」などもよさそうです。

こんな風に、あなたの今年のテーマに沿った御守りを選んでみるのもひとつです。その御守りを目にするたびに、目標やがんばりたいことを思い出すこともできますからね!


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⑤ おみくじで神様から助言をいただく

最後にお伝えしておきたいのが、おみくじです。
「初詣と言えば、これでしょう!」という方もいらっしゃることでしょうが、このおみくじ……大吉だったかそうでなかったかで、一喜一憂してはいませんか?

案外「年の初めの運試し」で終わってしまっている方が多いのですが、ぜひじっくり読んでいただきたいのが「言葉」の方なのです。
これは、普通は直接お話することのできない、神様からいただける大切な「アドバイス」なんです。

おみくじを引く前に、「今の私に必要なメッセージをください」と念じてみてください。引いたおみくじが、大吉であっても末吉であっても、はたまた凶であったとしても!
そこに書かれている「言葉」の中に、思わぬヒントが隠されていたりするものです。

その年に気を付けるべきことや、今心配していることの答えがいただけること、背中を押してくれるような励ましの言葉が並んでいることもあります。
おみくじは結んで帰ってもよいのですが、よろしければぜひ持ち帰っていただき、お財布などに入れて、時折読み返していただくことをおすすめします。
然るべきタイミングで、改めて気付きをいただけることも多いですからね!

今年はどんな一年にしますか? 

初詣で氏神神社へのご挨拶をしたり、神様と対話をするひとときを持ったりすることは、あなたの心に新鮮な風を吹かせてくれます。
年始めの過ごし方もいろいろですが、ぜひ初詣に行かれる際は、その機会にさまざまなことを実践し、意識的によいスタートを切ってみてください。

初詣の季節はどの神社でも相当な混雑が予想されますから、なるべく人の少ない時刻(※神社へのお詣りは午前中がおすすめです)を狙って出かけ、時間と心に余裕を持って、爽やかな心で神様にご挨拶ができるようにしましょう。

きっと、あなたも心健やかに、この一年を歩き出してゆけますよ!
私もひとりの巫女として、神社の中で、皆様を笑顔でお迎えしたいと思います。お互い、素晴らしい「年始め」になりますように……。

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平日はフリーライター、休日に巫女としてご奉仕。
神社・神道・生き方・心理学・自己分析・心について記事を執筆。
すべての人が前向きに、自分らしく生きるために大切なことを伝えている。
巫女ライターとしては、「書くこと」を通じて神様へのご奉仕を形にすべく、神道・神社・神様の心の本質を伝えることを使命とする。

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